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Accumeasure社ロゴ Accumeasure社「EZ-Transfer」 FAQ

HPワークステーションからDOS/V PCへのRMBファイル変換ツール
(2017.01現在、弊社にて変換ツールとしてのみ使用中)
Copyright 1998-2017 I2Net Co., Ltd. All Rights Reserved.
  1. ハードウェア・ソフトウェア要件は?
  2. Series 200 マシンにはどのようなものがありますか?
  3.  対応していない旧バージョンのマシンにはどのようなものがありますか?
  4. EZ-Transfer for RMB の製品番号は?
  5. EZ-Transfer for RMB の主な利点とは?
  6. EZ-Transfer for RMB での BDAT ファイルの取り扱いについて
  7. EZ-Transfer for RMB での CSUB の取り扱いについて
  8. EZ-Transfer は SRM や SRM/UX に対応していますか?
  9. EZ-Transfer は SRM 用の root パスワードに対応していますか?
 10. EZ-Transferで対応しているディスクドライブの種類は?
 11. EZ-Transferの動作について
 12. RMB とは何の略語ですか?
 13. HP BASIC のファイルを1つのワークステーションから別のワークステーションに転送する時に使えますか?
 14. EZ-Transfer の主な特長は?
 15. HP BASIC code を PC 上の BASIC for Windows で実行できるように変換することができますか?
 16. HP BASIC コードを、BASIC for Windows でも動くように移行させる方法を説明したドキュメントはありますか?

 ■ Question 1:  ハードウェア・ソフトウェア要件は?

Answer:
ワークステーションの場合、BASIC/WS または BASIC/UX バージョン 5.x 以降が走る Series 200, 300 または 700 のマシンが必要です。PC の場合、HP BASIC for Windows または TransEra 社の HT BASIC for Windows が実行できる、486 以降の PC が必要です。BASIC for Windows には 数値演算コプロセッサの機能が必要です。GP-IB (HP-IB) でファイル転送を行う場合、各コンピュータに HP または HT BASIC で対応しているGP-IB 接続が必要です。GP-IB (HP-IB) 接続は、Series 200 と 300 では標準対応しています。HP Series 700 および PC では、HP または HT BASIC で対応しているGP-IB (HP-IB) カードが必要になります。HP 計測コプロセッサ(Viper) カードにも対応しています。

 ■ Question 2:  Series 200 マシンにはどのようなものがありますか?

Answer:
9816, 9826, 9836, 216, 217, 220, 226, 236, 237 があります。 これらの Series 200 マシンの全てに対応しています。

 ■ Question 3:  対応していない旧バージョンのマシンにはどのようなものがありますか?

Answer:
Series 200 より前のコンピュータには対応していません。この中には、9845, 9825, 85, および 全てのSeries 80 マシンが含まれます。これらのマシンのいずれかをお使いで、PCへのコード移植をお考えの方は、Oswego Software 社 (708-554-3567) がお役に立つかも知れません。Oswego社では、9845/HP BASIC トランスレータおよび HPL/HP BASIC トランスレータを提供しています。また、Series 80マシンをお使いの場合は、Structured Software Systems 社 (609-267-1616) が PC 用の HPL を提供しています。

 ■ Question 4:  EZ-Transfer for RMB の製品番号は?

Answer:
AM-1044A です。

 ■ Question 5:  EZ-Transfer for RMB の主な利点とは?

Answer:

HP BASIC のファイル転送を容易にします。

HP および HT BASIC for Windows は、 現時点では HP-IB ディスクとの通信ができず、このことがHP BASIC ファイルをワークステーションから PC へ転送する作業を難しくしています。そこで、これに代わる手段として、ファイルを LIF フロッピー・ディスクに入れ、HP や HT BASIC から提供されている LIF 転送ユーティリティを使って、これらのファイルを PC のフロッピードライブから PC のハードドライブへ移す方法が採られています。
しかし、この方法では一度に2、3ファイルしかコピーできず、面倒で時間がかかることが多いのです。また、LIF ユーティリティは Windows NT 上では使用することができません。

EZ-Transfer では、お使いの PC がBASIC やHP-UX ワークステーションにフル接続されている場合でも、全てのディレクトリ構成をスキャンして、見つかった全ての PROG ファイルを HP BASIC/WS や HP BASIC/UX のSAVE を使ってASCII ファイルとして保存することができます。その後、HP または HT BASIC for Windows を使い、これらのファイルを BASIC/Win 用のPROG ファイルとして STORE することができます。


 ■ Question 6: EZ-Transfer for RMB での BDAT ファイルの取り扱いについて

Answer:

PC では、16 ビットの語句を STORE する場合のバイト順序が異なります。このため、HP BASIC/WS や HP BASIC/UX で STORE された BDAT ファイルは、HP や HT BASIC for Windows で STORE された BDAT ファイルとは異なるものになります。幸い、標準の HP BASIC/WS や HP BASIC/UX の BDAT ファイルはヘッダ情報を含んでおり、このヘッダ情報でそのファイルがワークステーションの BDAT ファイルだと知ることができます。BASIC for Windows では、ユーザ側で特にファイル変換作業をしなくても、このようなファイルを認識して別の方法で処理することができます。
一般に、BASIC for Windows で生成された BDAT ファイルは、BASIC/UX や BASIC/WS で読むことはできませんが、BASIC for Windows での BDAT ファイル生成時に、オプションの パラメータを追加することにより、この BDAT ファイルを BASIC/UX や BASIC/WS で読めるようになります。


 ■ Question 7: EZ-Transfer for RMB での CSUB の取り扱いについて

Answer:

CSUB とは、HP BASIC 用のコンパイル済みサブプログラムのことです。
一般に、CSUB は BASIC の決まったバージョンで動作します。例えば、BASIC 5.x 以前のバージョン用の CSUB を BASIC 6.x で動作させるためにはリコンパイルする必要があります。CSUB は通常、HP BASIC/UX の異なる改訂版で使用する場合にはリコンパイルする必要があります。CSUB には2つのタイプがあります。PC へコード移行するのに最も気軽に使えるCSUB は、コンパイル済みの HP BASIC コードです。
とても運がよければ、このコンパイル済みの SUB は 実際の(BASIC ソース・コードでの)SUB の直前にリストされます。2つの SUB が同じ名前を持つからです。このタイプの CSUB は、パフォーマンス拡張に使われます。コンパイル済みの SUB は、より高速で実行され、同名のソース SUB よりも先にくるため、常に呼びだされるからです。もう1つのタイプは HP BASIC 以外の言語で書かれたもので、コード移行は少々難しくなります。BASIC/UX (HP-UX で走る HP BASIC) 用の CSUB は C 言語で書かれることがあります。
このような CSUB は、一般に ModCal や HP 用改訂版のPascal で書かれる BASIC/WS (スタンドアローンのコントローラ上で走る BASIC) 用の CSUB よりもコード移行が容易です。いずれの場合も、CSUB を PC へ移動するにはソースコードが必要になります。上述した通り、うまく行けばHP BASIC の コンパイル済み SUB (HP BASIC CSUB) の後には同名のソース SUB が続くので、同一のプログラムにソースコードを提供することができます。


 ■ Question 8:  EZ-Transfer は SRM や SRM/UX に対応していますか?

Answer:
対応しています。

 ■ Question 9:  EZ-Transfer は SRM 用の root パスワードに対応していますか?

Answer:
対応しています。

 ■ Question 10:  EZ-Transfer で対応しているディスクドライブの種類は?

Answer:

EZ-Transfer は、お使いの BASIC のバージョン 5.x およびそれ以降で対応している全てのディスクドライブに対応しています。EZ-Transfer は、BASIC プログラムを使ってディスクにアクセスするので、BASIC と通信できるディスクであれば、EZ-Transferも動きます。


 ■ Question 11: EZ-Transfer の動作について

Answer:

EZ-Transfer は、2つの BASIC プログラムを含んでいます。1つは BASIC/WS または BASIC/UX で動作し、もう1つは BASIC for Windows で動作します。転送は、GP-IB (HP-IB) 接続または LAN を介して処理されるので、ネットワーク用のケーブルを特別に設置する必要はありません。EZ-Transfer は、BASIC/WS のディスクからディレクトリ構成を複製します。そして、どれが HP BASIC の PROG ファイルであるかを記録し、それらを BASIC/WS でASCII 変換してから、PC へ転送します。PC 上では、転送されたファイルを BASIC/Win PROG ファイルに変換します。


 ■ Question 12:  RMB とは何の略語ですか?

Answer:

RMB は、Rocky Mountain BASIC の略語で、BASIC または UNIX オペレーティングシステムをプラットフォームとするワークステーション、PC 上の計測コプロセッサ、およびHP/HT BASIC for Windows で走る HP-BASIC/HTBasicを意味します。


 ■ Question 13:  EZ-Transfer は HP BASIC のファイルを1つのワークステーションから
              別のワークステーションに転送する時に使えますか?

Answer:

使えます。
また、EZ-Transfer for RMB を使って現存の BASIC/WS ファイルを他の BASIC/WS ディスクへバックアップすることもできます。
ワークステーションの HP BASIC をバックアップする他の手法は少々手がかかるため、EZ-Transfer を使ったこのバックアップ方法は大変便利かもしれません。
HP BASIC の "COPY" コマンドは 、MSUS 全体をコピーするために使われますが、コピー先のディスクドライブにあるファイルを消去してしまいます。
EZ-Transfer ではディレクトリの個別転送またはMSUS 全体の転送ができ、かつコピー先のディスクドライブにあるファイルが消されることはありません。


 ■ Question 14:  EZ-Transfer の主な特長は?

Answer:
  1. PC 上にワークステーションと同じディレクトリ構成を再現します。
  2. ワークステーション上の PROG ファイルを ASCII形式に変換し、その後 PC PROG ファイル形式に変換します。
  3. オプションで、ファイルおよびディレクトリ名をDOS ファイルシステム (8 + 3 文字形式) に対応するように変換できます。
  4. ネットワーク接続されていないシステム用にIEEE-488 (GP-IB) を使ったファイル転送をします。
  5. ネットワーク接続されている PC およびワークステーション用に LAN を介したファイル転送をします。
  6. BASIC/WS/300, BASIC/UX/300, BASIC/UX/700, および BASIC 言語プロセッサと使用できます。
  7. SRM や SRM/UX で使用できます。
  8. LIF や HFS といったファイルシステムで使用できます。
  9. Windows 3.1, Windows 95, または Windows NT上で動く BASIC for Windows と使用できます。

 ■ Question 15:  EZ-Transfer は、HP BASIC code を PC 上の BASIC for Windows で実行できるように
             変換することができますか?

Answer:

できません。
EZ-Transfer は単なるファイル転送ツールです。BASIC/WS のコードが、BASIC/Win で支障なく走るかどうかをチェックするものではありません。
HP 社および TransEra 社はともに、BASIC/Win を極力互換させるよう努力してきており(両社によれば 99%の互換性)、EZ-Transfer は、この互換性のレベルを高めるためのものではありません。EZ-Transfer は、BASIC/WS から PC への、フロッピーを使ったファイル転送作業にかかる労力を軽減するためのツールです。


 ■ Question 16:  ワークステーションで書かれた HP BASIC コードを、BASIC for Windows でも動くように
             移行させる方法を説明したドキュメントはありますか?

Answer:

あります。
移行作業用のガイドは Hewlett-Packard より入手することができます。
また、HP および HT BASIC for Windows のマニュアルはともに、コード移行のセクションを含んでいます。さらに、弊社(アイネット株式会社)では、HP および HT BASIC for Windows へのコード移行に関するコンサルティングサービスも行っています。


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