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■ OADG DOS/V仕様とIBM PC/AT 互換 ■
        [含むOADG関連資料抜粋]

はじめに HTBasic for Windows と OADG DOS/V仕様の PC
Windows win32 API (Application Programming Interfaces)
  OADG DOS/V仕様の PC とは、IBM PC/AT互換機上で日本語環境を実現するDOS/Vが動作するための仕様です。  現在使用されるCPUは、32bitから64bitに代わり、Windows OS も 64bit版 Windows OS となりましたが、Windows win32 API がサポートされ、32bit版との互換性が保たれています。
Windows 10 32bit版、64bit版
  現在一般に流通している Windows PC は、Windows 10 Pro / Home 64bit版です。
HTBasic for Windows は Windows win32 API を使用
  HTBasic for Windows は Windows win32 API を使用する製品です。64bit版では win32 アプリケーションとして動作します。
  32bit版、64bit版での標準のインストール先に違いがあります。
    64bit版の場合、C:\Program files (x86)\
    32bit版の場合、C:\Program files\
Windows 7 以降の Windows OS でサポートされなくなった/変更されたもの
[ BEEP ]
  旧来仕様のハードウェアビープをサポートしなくなりました(ソフトウェアビープに変更)。 これに伴い、PCメーカーは、マザーボード上にハードウェアビープ自体を削除(Intel 8254 チップ)するものも出てきています。
  旧来仕様のハードウェアビープを持つPCであれば、VISTA / XP のbeep.sysをコピーしい、目的のPCの<Windows installed folder>\System32に貼り込めば、旧来通り動作しますが正常な対処とは言えません。
    <代替策1.> 音声ファイルを作成し、DLL TOLL KIT で提供される"HTBWav"を使用する
    <代替策2.> Durationを .05 以上で BEEP を使用する(音がブツ切れになります)
[ WinHlp32 ]
  Help ファイル識別子 ".hlp" の Win32 対応の WinHlp32.exe はWindows7では、正規にダウンロードし使用できますが、Windows 10での対応はありません。
2020.04.20 付記
OADG DOS/V 仕様
  パーソナルコンピューターの普及が目覚しく、その市場は依然として高成長が期待されます。 一方パーソナルコンピューターのソフトウェアの共通利用に関しては、必ずしもユーサーの要求に十分応えていないというのが現状です。その根本的な理由は、ハードウェアの仕様がメーカー間で異なっているためですが、それに加えパーソナルコンピューターの場合、その開発経験や利用のノウハウの点で、あまりにも多岐にわたるからでもあります。
 OADGの設立
  このような状況に鑑み、ソフトウェア基盤の確立を主要な目的の一つとして「PCオープン・アーキテクチャー推進協議会」(通称OADG)が設立されました。これにより、異なるハードウェア上で稼動する多様なアプリケーションの提供が可能となり、この結果パーソナルコンピューターの活用度が向上することとなります。
 DOS/V仕様
  OADGが目指すハードウェア・インターフェースの基本になるのは、国際的に広く使用されているIBM PC/ATおよびディスプレイ制御モジュールのVGAです。これは、IBM PC/AT互換機上で日本語環境を実現するDOS/Vが動作するための仕様です。
 OADGテクニカル・リファレンス
   OADGでは、1992年10月に「OADGテクニカル・リファレンス」として、関係の資料をハードウェア・テクニカル・リファレンスとソフトウェア・プログラミング・ガイドを内容とするものを発行しました。1993年4月これを改定して、OADGハードウェアおよびOADG DOS/Vソフトウェア関連の資料を次の内容でより充実したものに改めました。

    OADGテクニカル・リファレンス(ハードウェア)
        (1996年3月「OADGキーボード」追加)
      「OADGハードウェア・インターフェース技術解説編」
    OADGテクニカル・リファレンス(DOS/V)
      「DOS/V5.0技術解説編」
      「DOS/V BIOSインターフェース技術解説編」
      「DOS/V マウス・ドライバー技術解説編」
      「DOS/Vプログラミング概説編」
      「DOS/V Video Extention技術解説編」
 OADG DOS/Vとは
  OADG DOS/Vとは、このOADGテクニカル・リファレンスに基づいて作られたDOSで、OADG会員会社が採用および提供したものです。詳細につきましては、下記URLをご参照ください。
http://www.oadg.or.jp

IBM PC/AT互換仕様における、IO アドレス, IRQ, DMA
  IBM PC/AT互換(OADG DOS/V)パーソナルコンピューターでのI/O装置のアクセスは、IO アドレス, IRQ, DMA を使用して行います。 プラグ・アンド・プレイに対応しないI/O装置は、I/O装置上の物理的設定をパーソナルコンピューターのBIOS設定で、IO アドレス, IRQ, DMAを合わせます。 各設定が競合しないように設定を行わないと、動作しません。
  計測・実験の分野でのパーソナルコンピューターの利用は20年以上前からされており、最新のパーソナルコンピューターに乗せ変えするとき、I/O装置(インターフェース)が古く、ままBIOS設定を行い解決する場面に直面します。 
  以下の情報と機器の持つ設定値を確認し、競合しなように設定することで物理上の使用は可能になります。
 IBM PC 互換I/Oアドレス域
  
 IBM PC 互換割り込み(IRQ)チャンネル
  
 IBM PC 互換 DMA チャンネル
  

TransEra, HTBasic, TAMS, HP, Agilent, Keysight, NI, ines, Microsoft, Windows等記載されている
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