■２００７年６月１８日 米国発表 TransEra HTBasic 9 for Windows リリース 9.5		■ 戻　る 　　■ HTBasic TOP 　　■ i2net HOME
2010.06(2007.06.19) HTBasic 9 for Windows リリース 9.5 発売のお知らせ

　［ TransEra社/アイネット株式会社からの発表 ］

TransEra HTBasic 9 for Windowsの最新リリースアップ製品「リリース9.5」を2007.06末より順次出荷開始いたします　　このリリースはRMB(Rocky Mountain Basic Language）の柔軟性をさらに保持し改良を続け、この維持を続けている証です。　　 HP BASIC Workstationのプログラム・コードも一層簡単にPC/Windowsに移植できます。

注）詳細は、製品添付のREADME.TXTをご参照ください

HTbasic^Tip
HTBasicに関する、「ちょっとしたこと」は、HTbasic^Tipページをご参照ください。(2010.06)

機能拡張

(1) HTBasicはデュアルコア（Core 2 Duo等）、ハイパースレッド（Pentum4等）CPU 搭載のPCをサポートするようになりました。　以前のバージョンではこれらのマシン 上でHTBasicを実行すると、場合によってはクラッシュしたり予期せぬことが起きま した。

(2) Conditional breakpointsは、HTBasicエディタの中の「Edit Conditional Breakpoint」を選択するか、またはLine Breakpoints debug windowからエ ディットできるようになりました。

(3) Global breakpointsは、Global Breakpoints debug window　の「Edit Global Breakpoint」を選択することによってエディットできるようになりました。

(4) トレースコマンドは9以上のトレースを追加できるようになり、カラーがユーザ によってすでに定義されている場合はシンボルを加えるというデフォルトはあ りません。 9以上のトレースのためにトレースの属性がユーザーによって定義されていな い場合はデフォルトによりシンボルを追加できます。

(5) HTBasicをどちらのプロセッサで動作させるかをユーザーが選べるコマンドライン ・スイッチが加えられました。

修正/改善

9.5では、新たに多くのテストをし、そして測定装置に関連し、GPIBとSERIALに関すると ドライバーの改善とCPUの使用率の改善があります。

［ CPU ］
(1) "Label: Goto Label"を実行するとき、プロセッサーを100%使用することはなくなり ました。このタイプのループは旧来のコーディングの仕方では一般的なもので、 HTBasicの以前のバージョンではプロセッサーを100%使用しました。

(2) HTBasicに2GB以上のメモリーを割り当てた時に起こるクラッシュはなくなりました。 割り当て可能なメモリー容量はオペレーティングシステムによってプロセスあたりの最 大値で制限されますが、それ以上に割り当てようとしてもHTBasicはクラッシュしな くなりました。

(3) LOOP/END LOOPの実行には、従来WAIT命令なしではプロセッサーを100パーセ ント使用しましたが、中間に何らかの命令が無くても100パーセントは使用しなくな りました。

［ .TXTファイルのGETで、最終行欠損 ］

(1) HTBasicの.txt　プログラムファイルを読み込むと最終行が喪失していた現象はなくなりました。

［ PRINT PROGRAM…. ］

(1)CTRL-I を使用してプログラムをラインアップした後で"Print Program"を実行すると HTBasicが閉じてしまうことがあったのは解消しました。

［ SERIALドライバ ］

(1) 動作中のボーレート変更によるシリアルドライバのクラッシュはなくなりました。 従来は、レートによってはHTBasicがクラッシュしました。

(2) シリアル・ドライバー使用時、drivers windows handles は正しくクリーンアップされ、メモリーリークを処理します。

(3) シリアル・ドライバーは、正しいエラーメッセージを出すようになりました。

［ HPIBS/USBSドライバ ］

(1) HPIBS/USBSドライバをローディングする時、Agilents SICLがインストールされて いないことをユーザーに知らせるより有用なメッセージが追加されました。 従来は"Unable to load driver"というメッセージが表示されました。

［ HTBasic Plus ］

(1) Screen builderで File Widgetを作成するときにローカル･ドライブおよびLANドラ イブが使えるようになりました。前のバージョンではScreen builderで作成するとき File Widgetをドライブが正しく表示しませんでした。

(2) clock widgetから翌日,、eventにトリガーがかかるようセットすると正しくトリガーします。従来はeventにトリガーはかかりませんでした。

［ デバッカー ］

(1) Global breakpoint array elementsがプログラムデバッグファイルに保存できるようになりました。従来は保存されず、保存されたprojectを開く時arrayを使ったGlobal breakpointは壊れていました。

(2) COMブロックを持つプログラムで、global breakpointsを設定するときに起こってい たHTBasicのクラッシュや異常動作は起きなくなりました。

(3) conditional /global breakpoints dialogsのテキストボックスは異なるsubが選択 れると新しく選択された変数に正しく更新されるようになりました。

(4) conditional breakpointsでのarray elementsはプログラムのデバッグファイルに正 しく保存されるようになりました。前のバージョンではelementsは保存されず、ファ イルが再度開かれるとbreakpointsは破損しました。

(5) サブプログラムの中でconditional breakpointsを追加することでHTBasicが終了し てしまうことはなくなりました。

(6) toggle breakpointのショートカットCTRL-F11は debugger code windowの breakpointを正しくトグルするようになりました。

［ Numeric Compiler ］

(1) Numeric Compileで拡張子をつけないで.prgファイルをコンパイルすると、エラー 203が出ることはなくなりました。

［ HTBasicリセット・ユーティリティ ］

(1) HTBasicリセット・ユーティリティは、HTBasicの最新バージョンを含むように、修 正されました。

［ DLL ］

(1) 旧バージョンでは、負の値をDLLに渡すとある場合には違う値に変わったり、正の値に 変られてしまいましたが、新バージョンでは負の値を与えても正しく動作するようにな りました。

(2) ランタイムバージョンで、サンプルプログラムHTBIntegerSum DLLを実行するとき サブプログラムの中でconditional breakpointsを追加することでHTBasicが終了してしまうことはなくなりました。

　［オーダー情報］

お引き合い：	TransEra社日本・アジア地区総代理店/サポートセンタ Agilent社HPBASICご相談センタ アイネット株式会社 〒103-0014東京都中央区日本橋蛎殻町1-1-9-7F 　Tel: 03-5623-2301 Fax: 03-5623-2305 　E-Mail: E-mailでのお問い合わせ
納期／価格：	注）前払いの場合「バージョンアップ特別割引製品(前割)」をご用意 　お客様への出荷開始時期は、2007年6月末を予定しております。 　　　　（TransEra社より入荷次第発送いたします。） 　アップデート・バージョンの製品 　　(1)HTBasic DOSバージョンからのアップデート 　　(2)HTBasic for Windows 8.3以前及び9.0のバージョンからのアップデート 　　(3)HTBasic for Windows 9.1以降のバージョンからのアップデート(CD-ROMのみ) 　の3種類です(有償)。 　製品価格は、2007.06末日ご発注分まで現在の価格で対応いたします。 　2007.07以降の価格等詳細は弊社営業までお問い合わせください。

【お 問 い 合 わ せ 先】

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