1.2  マニュアルの概要

このマニュアルには、インストールをはじめIEEE-488インターフェースをアプリケーションで使用したり、プログラミングする場合のすべてが含まれています。

インストール   このインストールに関する章は特に注意深くお読みください。 ここにはインストールの前に準備すべき役立つ情報が含まれています。

インターフェースの使用   インストールの終了後、次はどのステップに進むのかが選択できます:ひとつはHP-VEEのようなアプリケーションで使いたい場合です。 いくつかの役に立つヒントは、アプリケーション・インターフェース・セクションで見つけることができます。 またines GPIBバスをコントロールするアプリケーションを開発する為の情報は、プログラミング言語インターフェース・トピックで見つけることができます。

IEEE-488バス システムでのケーブルの長さの制限   IEEE-488標準に適合するためには、1つのバス・システム内での機器グループ相互のケーブル最大長に制限があります。 (1)機器の数 x 2m (2)20mまたはそれ以下 です。 どちらの場合でも、システムの最大限の接続距離は、伝送速度に左右されます。 もしすべての機器間が 2m 以内に接続され、オープン・コレクター48mAラインドライバーが使用される場合、バスは、250KB/sの最大伝送速度で動きます。 同じ条件のもとで、Tri-Stateドライバを使用の場合、最大伝送速度は、500KB/sにアップさせることができます。 もしすべての機器間が1m以内でつながれているいて、Tri-Stateドライバを使用の場合、最大伝送速度は、最大10m内で最大伝送速度1MB/sで動きます。

2つのインターフェース(1つのコントローラと1つの機器)間のケーブル長は4mを超えることはお勧め出来ません。 より長いケーブルを使い、正常に使用することもきますが、そのためには、IEEE-488標準であるばかりでなく、非常に注意深く機能性とシグナル・エッジを調べる必要があります。