INES GPIB Windows版は、GPIB-32.DLLインターフェースでデザインされたアプリケーションと市販の色々な種類のアプリケーションの開発環境での実行ができるようになっています。この章ではアプリケーションをINES GPIB Windows版を使用してどのように動かすかについて説明します。
まず「このシステムがINES GPIB-32.DLLにアクセスする」ということを確認する必要があります。 このDLLが他の市販されているバージョンと同じ名前を持っていることに特にご注意して下さい。 もしこのようなGPIB ライブラリがインストールされていたら、そのGPIB-32.DLLを取り去るか、または新しい名前を付けてください。 そしてGPIB-32.DLLのINESバージョンが\Windows\Systemディレクトリーにあることを確認しなければなりません。 INES GPIB-32.DLLへのアクセスは、ローレベルLabview GPIB I/O命令を使用します。
次にVISAドライバがINES GPIBを認識することを可能にします。Labview 6のハードウェアとして認識するには、以下の手順を必要とします。Labview 6.0i は「Measurement and Automation Explorer 2.0」または「MAX 2.0」と呼ばれる構成プログラムを使用します。 National Instrument社の GPIBカードのリストから、ノン・プラグ・アンド・プレイタイプのカードとしてインストールするためにこのプログラムを使用します。
「AT-GPIB/TNT」モデルを選択します。 AT-GPIB/TNTカードが選択されると、カード・セットアップのための構成手順に入ります。デフォルトを選択し<了解>
終了すると、MAXユーティリティの構成ツリーにGPIBインターフェースがインストールされていることを確認することができます。 この項目をハイライトし「Scan for Devices」をクリックすると、このデバイスを見つけ、GPIBバスを繋ぎVISAインストルメントドライバーが使用できるように設定してくれます。
次のステップに従って行うとAgilent/HP VEEでINES GPIB-32.DLLライブラリを使うことが可能になります:
INES GPIBカードは、HTBasicバージョン7以降(最新は9)で使用しようとする場合、GPIB-32.DLLが他社の製品と同じように動くことによって、データ/ステータスの交換ができます。 HTBasicにおいて、INES GPIBインターフェースはHTBasic標準のNIドライバ(GPIBNI.dw6)で簡単に使用できるようになります。 そのためには、以下の指示に従って下さい:
まず「システムがINES GPIB-32.DLLにアクセスする」ということを確認する必要があります。このDLLが他社のバージョンが同じ名前を持っていることにご注意ください。もし他社のGPIBライブラリがすでにインストールされていたら、GPIB-32.DLLを他の場所に移動するか他社のもののを名前を変更する必要があります。そしてその後inesのGPIB-32.DLLが\Windows\Systemディレクトリーにあることを確認しなくてはいけません。INES GPIB-32.DLLへのアクセスは、INES GPIBインターフェースでこれらのアプリケーションを動かす事が出来るようになります。
(8枚まで同一PCで一緒に使用できます。 またNSC(ノン・システム・コントローラ)での使用も可能になりました)