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Step 機能( Step Functions )
 
     HTBasic の Step 機能
 
Step Into (ステップ・インツー)
Step Over (ステップ・オーバー)
Step Out (ステップ・アウト)
Run to Cursor (ラン・ツー・カーソル)
Continue From Cursor (コンティニュ・フロム・カーソル)
 
  3つの Step ( Step Into / Step Over / Step Out ) 機能
  コードを速く、整然にデバッグしやすい方法を提供します。 Step 機能は、ユーザがプログラムの実行を進め、状況を観察することを可能にします。
  Step into は次に続く実行先に、1回で1行進みます。
  Step out は文脈の終わりまで実行を続け、呼び出し文脈に入ると停止します。
  Step over はサブ文脈を全て実行し、現在の文脈上の実行可能な行で停止します。
  Step out と Step over は、サブ文脈中の設定された全てのブレーク・ポイントで停止します。
  
  Run to Cursor はコード・ウィンドウ上で、行番号をカーソルを合わせ右クリックで、 Run to cursor を選択すると
  その行番号まで実行されます。
  Continue From Cursor はコード・ウィンドウ上で、カーソルのある行番号を継続実行します。行番号を選択後、
  デバッグ・コントロールバーの Continue From Cursor ボタンをクリックするとその行番号が実行され、
  プログラム・ポインタはその行に移動します。
  
   Step 機能の使用               参照:サンプル・プログラム
  Step 機能は、メニュー・バーから Debug|Step Into、  Step Over または Step Out を選択するか、デバッグツール・バー上の使用したい Step 機能のボタンをクリックするか、 Edit (エディット・モード) から Program (プログラム・モード) に切り替え、域上からまたは Code Window (コード・ウィンドウ)上でマウスを使って右クリック、コンテキスト・センシティブなポップアップから走らせることがせることが出来ます。
   方法1.    方法2.

メニュー・バーから Debug|Step Into、  Step Over 
または Step Out  
Step 機能のボタンから



デバッグツール・バー上の使用したい Step 機能の
ボタンをクリック
   方法3.

コントロールツール・バー上の使用したい Togle Edit Mode ボタンをクリック

【 Edit (エディット・モード) 】

【 Program (プログラム・モード) 】

マウスを使って右クリック、コンテキスト・センシティブなポップアップから実行

   方法4.

コード・ウィンドウ上でマウスを使って右クリック、コンテキスト・センシティブなポップアップから実行
   Step Into(ステップ・インツー)
  Step Into(ステップ・インツー)は、1行ずつ、行を追って実行されます。 BASIC Reset ( Idle ) 状態で、最初の Step Into 操作で、第1行目が実行され、プログラムポインターは、次に実行される行におかれます。

( 例 )

  以降は、 Step Into 操作するたびに、次の実行行で停止します。MAIN→SUBプログラム→MAIN の各実行された全ての行は、トレース・ウィンドウに記録されます。
    注)プログラム・ポインタは、コメント行を含め一行づつ移動しますが、トレース・ウィンドウには、コメント行は、         記録されません。
  
  Step Over (ステップ・オーバー)
   Step Over (ステップ・オーバー)は文脈の終わりまで実行を続けますが、呼び出し文脈に入るとプログラム・ポインタは呼び出し文脈内に移動せず、現在の文脈内の次の行番号に移動します。

( 例 )

  プログラム・ポインタが MAIN にある時、Step over 操作するたびに、MAIN の文脈内で次の実行行で停止します。実行が MAIN→SUBプログラムに入ると、SUBプログラムは実行されますがプログラム・ポインタは、次の行に移動します。  実行の経過は、全てトレース・ウィンドウに記録されます。
    注) Step into で、または Line Brekpoint をサブルーチン内に設定し、プログラム・ポインタがサブルーチン内
        になった後、 Step Over の操作を行うと、プログラム・ポインターは当該文脈内でのみで移動します。
        トレース・ウィンドウには、全ての文脈での実行状況が記録されます。
  
  Step Out (ステップ・アウト)
  Step out(ステップ・アウト) は文脈の終わりまで実行を続け、呼び出し文脈に入ると停止します。

  ステップ1. サブルーチン Sub1 内へプログラム・ポインタが移動するまで Step into  操作を繰り返します。
      例)行番号100 から、プログラム・ポインタは行番号170 に移動

  ステップ2. Step orver  操作を繰り返し、サブルーチン Sub1 の文脈内でプログラム・ポインタが移動している
           ことを確認します。
      例)プログラム・ポインタは、行番号160 から行番号260 の範囲を出ません

  ステップ3.サブルーチン Sub1 の文脈内で Step Out を操作すると、プログラム・ポインタは、 MAIN に
           移動します。

  
  Run to Cursor (ラン・ツー・カーソル)
    Run to Cursor (ラン・ツー・カーソル)の機能は、コード・ウィンドウで、 「ここまで実行する」という行番号にマウスを移動、左クリックでカーソル行を設定し、デバッグ・ツールバーの、 Run to Cursor ボタンをクリックし、この行まで実行し、停止しさせます。

実行前

実行後
   この例では、プログラム・ポインタは指定した行番号90 で停止しています。
     注)この時行番号80 までが実行済で、行番号90 が実行待ちになっています。
  
  Continue From Cursor (コンティニュ・フロム・カーソル)
    Continue From Cursor (コンティニュ・フロム・カーソル)の機能は、コード・ウィンドウで、 「ここから継続実行する」という行番号にマウスを移動、左クリックでカーソル行を設定し、デバッグ・ツールバーの、 Continue From Cursor ボタンをクリックし、この行を実行し、停止しさせます。

実行前

実行後
   この例では、プログラム・ポインタは指定した行番号110 で停止しています。
     注)この時、行番号90 及び 100 は、実行されず、行番号110 のみが実行されています。 
(ここでは、サブルーチン Sub1 を実行しない/結果を反映しないで、行番号110 が実行されています)
  
   
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